Peace Philosophy Centre



    ≪名護市地元住民団体が翁長知事に「早急に埋め立て承認の撤回を表明すること」を要請≫

 

 2月16日、新基地計画が強行されている名護市の住民団体が翁長知事に早急に埋め立て承認撤回を求める要請行動をした。

 2月17日沖縄タイムスの社会面にも報道されている。

        ー沖縄県知事 翁長 雄志 殿ー
  辺野古・大浦湾に新基地つくらせない二見以北住民の会 
会長 松田藤子  副会長 勢理客宗吉/山城義和/東恩納琢磨/新名善治/比嘉徳幸
      ー翁長知事へ、辺野古埋め立て承認の早急な撤回表明を求める要請ー
 私たちは、日本政府が辺野古新基地建設を計画している大浦湾を挟んで米軍キャンプ・シュワブ基地の対岸に位置する(名護市東海岸)二見以北十区の住民です。十区合わせて人余の住民が生活しています。うち人余が、新基地建設反対署名活動に署名・賛同して発足したのが「辺野古・大浦湾に新基地つくらせない二見以北住民の会」です。
 「基地は沖縄発展の阻害要因である」「辺野古新基地はつくらせない」と訴え、「誇りある豊かさ」をスローガンにかかげた翁長知事の誕生は、新しい沖縄の歴史を築く始まりと期待しています。私たちは、誇りある沖縄のため、基地問題だけでなく様々な側面から翁長知事を支え、頑張っていく所存です。そのためにも、「新基地建設阻止」は絶対にやり遂げなければならない課題です。翁長知事を先頭に、沖縄県民の民意のパワーで解決し、前進しなければなりません。

 しかしながら現在、大浦湾では、民意を無視した政府による暴力的な作業が連日強行され、大浦湾の貴重なサンゴや海草藻場が次々に破壊されています。海でも陸でも抗議する県民・市民に海上保安庁や機動隊の暴力が振るわれ、怪我人が続出しています。国が決定したことは、反対があっても必ずやると言っているように見えます。工事をどんどん進めることによって辺野古移設反対の民意を根底から崩し、県民に疲弊感を作り出していくのが狙いだと考えられます。

 私たちは、このような理不尽な仕打ちに絶対に負けるわけにはいきません。住民や民意を分断する政府のやり方に対処するため、また、現場においてこれ以上の怪我や事故、自然破壊が起きないよう、私たち二見以北住民の会は翁長知事へ次の要請を行います。
 沖縄県知事の強い意思を日米両政府に示し、県民に今以上の勇気を与えてください。
   ・早急に埋め立て承認の撤回を表明すること
(同時に、取り消しに向けた検証委員会での検証はしっかり行っていただくよう期待します)


『よし、戦争について話をしよう。戦争の本質について話をしようじゃないか!オリバー・ストーンが語る日米史の真実』


2013年夏、『もうひとつのアメリカ史』のドキュメンタリー(NHK)と書籍(早川書房)で知られる映画監督オリバー・ストーン&歴史学者ピーター・カズニックが広島、長崎、東京、沖縄で講演旅行をしたときの記録本です。鳩山由紀夫元首相、稲嶺進名護市長など、各地でストーン&カズニックと接した10人の方からコラム寄稿もいただいています。出版社は「金曜日」。乞うご期待!詳細は下記参照。講演旅行に同行したこのブログの運営者、乗松聡子も共著者として参加しています。@PeacePhilosophy 










               ■タイトル
          『よし、戦争について話をしよう。戦争の本質について話をしようじゃないか!              オリバー・ストーンが語る日米史の真実』
         ■著者
          オリバー・ストーン/ピーター・カズニック/乗松聡子
         ■価格
           1000円+税
         ■出版社
           金曜日
         ■ISBNコード
           ISBN978-4-906605-96-5
 
               概要

               2013年 来日講演録 広島・長崎 ・沖縄 ・東京

           序文 平和のための戦士として―オリバー・ストーン
              広島編 なぜ原爆が落とされたのか
  •  第8回平和首長会議―「ヒロシマ」「ナガサキ」が2度と起こらないように
  • 8・6ヒロシマ平和のつどい2013―勝者も敗者も歴史でウソをつく
  • 原水爆禁止2013年世界大会―悲しみを超えて
  • コラム:沢田昭二、長友旦子
                長崎編 自分たちの歴史を知らない日本人
  • アメリカン大学・立命館大学の学生とのセッション―加害者でもある日本
  • 原水爆禁止2013年世界大会―「歴史」を学ぶことの意味とは
  • コラム:木村朗、高實康稔
          東京編 真実が最良のプロパガンダ 
  • 『週刊金曜日』『アジア太平洋ジャーナルジャパンフォーカス』合同インタビュー―語られない米国の真実
  • 外国特派員協会での質疑応答―世界を変える時間はある
  • コラム:鳩山由紀夫、猿田佐世、ジョン・ミッチェル
          沖縄編 米軍基地が居座ることの愚かさ 
  • 稲嶺進名護市長訪問―「闘う人 fighter」との出会い
  • 基地の島 OKINAWAを語る―全ての国で抵抗運動を―米国に幻想を抱いてはいけない(琉球新報社創立120周年記念イベント、2013年8月14日)
  • コラム:松元剛、稲嶺進、石原昌家 
            あとがき ― ピーター・カズニック/乗松聡子
 
              寄稿「ロシアから見たウクライナ問題」―オリバー・ストーン/ピーター・カズニック    
      

                    出版社からのコメント(Amazonのサイトより

                 このままでは日本もアメリカの二の舞になる! 
                ヴェトナム戦争に従軍し、『プラトーン』など多くの反戦映画を手がけてきた
      オリバー・ストーン監督。

    出版社からのコメント(Amazonのサイトより

このままでは日本もアメリカの二の舞になる! 
ヴェトナム戦争に従軍し、『プラトーン』など多くの反戦映画を手がけてきたオリバー・ストーン監督。そのなかで行き着いた考えは、「政府は必ずウソをつく」。これまで語られていない日米史を知ることで「集団的自衛権」本当の狙いがみえてくる。日本を戦争に向かわせないための手がかりを探る。